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ベンチクッション

ベンチクッションBENCHI CUSHIONS

ベンチクッションの動かない工夫とは

ベンチクッション

ベンチクッション作りのポイントとは

ベンチクッションを作る際には座ってズレない事がポイントと言えるかと思います。
ベンチクッションは一般的には細長くて厚みが薄い場合が多いのですが、この形状は座り掛けや座っている最中に、
ズレ必至となります。
こんな場合にシンコールより発売されているスベリ止め生地は、ベンチクッションの裏面に張り合わせが出来ます。
スベリ止め生地を張る事により、座っていても安定感が有り、座り心地の向上につながります。

ベンチクッション裏面スベリ止め張り

ベンチクッションを置くスペースの左右は壁や仕切りが有り、クッションが動かない状況になっているでしょうか。
固定される状況では、必ずスベリ止めが必要では有りませんが、軽いクッションですと滑り易くなります。
また、市販のカーペット用スベリ止めシートをカットして下敷きしますとスベリ止め効果が有ります。

ベンチクッション連結タイプ

2個以上のベンチクッションを連結する際に注意したいポイントが有ります。
この場合は必ず左右で固定される事が必要で、固定が出来ないとスベリ止めが有ってもクッション間でズレ易くなります。
左右で固定されることと、クッション同士が出来るだけ密着することが重要になって来ます。
クッションの厚みが60ミリ以内でしたら、ファスナーの取り付け方と生地の継ぎ目の工夫で突き合わせ箇所に突起がでない
縫製が出来ますので、この点でも当店までお問合せくださいませ。

ファスナー取付けにも一工夫します

ファスナー無しをご希望の場合が有りますが、ファスナー閉じでクッション中材を締め付けます。
この締め付けが有りませんと、カバーが緩んで早期にシワよりが発生しやすくなります。

ファスナーの取付け方法には以下の2種類が有ります。

マチ下コの字形取付け
コの字形ファスナー取付けマチ下タイプ

この取付け方法は、マチ(厚み)部分に殆ど突起が出ないので突き合わせ箇所にスキマが余り出ません。
ファスナーと引手は剥き出しとなります。

マチ中央コの字形取付け
コの字形ファスナー取付けマチ中央

この取付け方法は、ファスナー取付けが見えるのを避けたい場合に行います。
但し、ファスナー隠しが若干ですが突起状になりますので、突き合わせの場合には若干スキマが出やすくなります。

長椅子でのスベリ止め対策

長椅子の場合へのクッションの固定方法と、ご依頼方法を説明します。

長椅子でのヒモ結びでのクッション固定

上のスケッチ図の通り、長椅子にクッションを固定するには、ヒモ結びで固定する方法で効果が有ります。
上の図では、ヒモを座面下で結びます。
取付け方法に付いては当店までご相談下さいませ。

スベリ止め生地のご注意事項
座面がスノコ状や、細かな凹凸ザラ付きが有ると、スベリ止め効果が半減か効果が無い場合が有ります。
また、上面が布地の場合はスベリ止め生地と伸縮性が違うため、縫い目が波打ちする場合が有りますので、お問合せ下さい。
スベリ止め張りできない場合には、市販のカーペット用スベリ止めシートをカットして下敷きしますと効果が有ります。

クッション(中身・中材)の固さ

当店のクッションは3種類のチップウレタンの中かからお選びいただけます。

チップウレタン普通タイプ

・普通-座った時に少し沈む 座面用 (単層)
  体重60〜65キロの方が座って10〜20ミリほど沈む
 見立てとなります。

・固い-余り沈まない 座面用(単層)
 体重65キロの方が座って5〜15ミリほど沈む程度。
  ヘタリ具合が気になる方向け
 本当に固いです

・柔らか目-座った時に沈み込む 背当て用(3層)
 体重65キロの方が座って20〜30ミリほど沈む程度。
 背当て専用用途

※普通タイプを背当てに使った場合、背中への当たりが
 ゴツゴツとした感じになります。
 但し、背当てクッションが腰止め程度の低い場合は
 普通タイプの使用をおすすめします。

チップウレタン柔かいタイプ